フランス領ニューカレドニア
日本にはペリー司令長官がやって来た同じ年=1853年の9月24日にニューカレドニアはフランス領土となり、
今も【国名】はフランスです。
先住民族は肌の黒いメラネシア人で人口の半数を占めています。
1892年1月に日本から労働者がやってきたため、その子孫の日系人であるTANAKAさんやNAKAMURAさんが
ニューカレドニアのフランス国籍の住民として約1万人住んでいます。
両替・現地通貨
<両替可能な場所>
- 成田空港出発ロビー千葉銀行:レートは悪いが対応はスムーズ。
- トントゥタ国際空港:1,000円近くの手数料。BCI行員1人での対応につき、並ぶ。
- ホテル:1人1万円まで。手数料なし。レートは悪い。
<現地事情>
現金必須は市バス、タクシー、朝市などでの少額の買い物、数少ない自動販売機のみ。
小さな商店でもVISA・MASTERカードならクレジットカードOK。
クレジットカードによるキャッシング(現金引き出し)ATMは空港や街に多数。
お勧めは、「1万円程度をATMで引き出す」です。
<現地通貨> パシフィックフラン CFPまたはXPFまたはF
2024年4月レート0,7前後
10、000フラン=約13,000円
10,000円=約7,000フラン
紙幣:500・1,000・5,000・10,000フラン
硬貨:5・10・20・50・100・200フラン
2022年に1フランと2フラン硬貨が廃止されたので、
値段によって次のようになります。
例)31CFP、32CFP=30CFP
36CFP、37CFP=35CFP 繰り下げ
例)33CFP、34CFP=35CFP
38CFP、39CFP=40CFP 繰り上げ
ヌメア市内の移動手段
ヌメア市は半島です。
半島の先端に【アンスバタ地区】(ホテル街)
⇕ 車で約10分の距離+急坂あり
半島の付け根左側に【ヌメア中心街】
アンスバタ地区と中心街間を徒歩ですと1時間はかかる上、急坂があるので、
移動には市バスまたはタクシーをご利用下さい。
バス会社TANEO <料金>一律300フラン。→暴動以降10月に再開されましたが、一律500フランに値上がりました。 <運行時間>5:00~19:00ぐらい
観光客の皆さんがいちばん利用する率が高いのは、ホテル街から中心街まで海岸沿いを走るL3番です。
(上のヌメアの地図の③)
<乗り方>前乗り。ドライバーに現金で支払うとカードを渡されます。それを機械にタッチします。
<降り方>STOPボタンを押す。真ん中のドアから降りる時に脇にある機械にカードをタッチさせる。
ヌメア市のタクシーは緑と白のツートン
番号がついています。(画像は26番)
ココティエ広場とマジェンタ空港に待機中の車が(時によって)いる以外は、
電話での呼び出し制。
2024年現在、タクシー台数が激減しており、夜と日曜日は呼び出してから1時間待たされたというケースが・・
<料金>ホテル街~中心街 1,200フラン弱
ホテル街~マジェンタ空港 2,000フラン弱
気候
南半球にあるニューカレドニアは、北半球にある日本とは季節が逆。
四季というより暖かい季節と涼しい季節の二季があります。
雨季はありませんが、サイクロンという名の台風が2月3月に来ることがあります。(直撃は数年に一度のみ)
どちらかというと乾季は、9月~11月。
上記以外の時季は、一時的な強い雨が雲の動き次第でいろんな時にいろんな場所で降ることが多く、
通常の天気予報には☀⛅☔のマークが全部ついていることが多いです💦 その代わり虹がかかりやすいです🌈
ニューカレドニアの天気予報サイト ⇒ METEO.FR
9月~5月
よっていちばん暑い12月~2月中旬が夏休み。気温は最高35℃ぐらい。
6月~8月
最低気温は、山の中の朝晩で10℃を切る日も。ヌメアの最低気温は15℃前後。最高気温は25度前後。
イルデパンは南半球にあるニューカレドニアの最南端に位置する為、この時季はいちばん気温が低い。
海に入るならラッシュガードは必須。
この時季いちばん暖かいのは最北端にあるウベア島です。
一年を通して寒すぎず暑すぎず過ごしやすい気候のニューカレドニアですが、
国際線や国内線の飛行機、船の中などの交通機関の中では空調が上手くできないため寒いこともあります。
どの時季でも上着は必ずご持参下さい。
店舗などの営業時間
<ブティックなどの店舗>
平日の閉店時間は早い所は17:00、遅くても18:00。
土曜日は午前のみ開店や昼休みを取る所もあります。
日曜日は閉まっています。
<朝市(マルシェ)> Le Marché de Noumea
月曜日定休。土日の方がローカルで賑わっています。
<レストラン>
中心街の店は夕方で閉まってしまうのでディナーを提供する店は広場の周りにはありません。
すぐ隣のカルティエラタン(Quartier Latin)やポートモーゼル(Port Moselle)にはあります。
<ブティックなどの店舗>
平日の営業時間は中心街と同じ。
日曜日の中心街がゴーストタウン化するのに対し、
アンスバタ地区はローカルの憩いの場でもあるので営業しているお店があります。
<レストラン・クラブ・バー>
アンスバタ地区に多数。ディナータイムは18:30または19:00から。定休日は日曜日または月曜日。
貸切もあり得るので、確認の意味で予約することをお勧めします。
クラブやバーは(金)(土)の22:00以降からローカルで賑わっています。
ビールは冷やして販売することが禁止されています。路上での飲酒防止のため。
アルコールはそれを販売している店舗の営業時間内ならいつでも購入できますが、
その店舗内にアルコール専用コーナーで身分証を提示して18歳以上であることを証明しなければなりません。
暴動後の現在、12月20日まではアルコールの種類と量の規制があります。
・1人当たりの販売数量は以下の通り
9度未満のアルコール(ビール、サイダーなど)は4リットル
9度以上22度未満のアルコール(ワインなど)は2リットル
22度以上のアルコール(ウィスキー、ラム、ジン、ウォッカなど)は1リットル
朝早い所は6:00から開店。閉店は月曜日~土曜日は、早い所で19:00、遅い所は20:00。
24時間営業のガソリンスタンドにあるブティックが「コンビニ」として使えます。
飲物やお菓子、サンドイッチ、アイスクリームなどや生活必需用品などが販売されています。